ブログ開設して1年経ったので、これまでやってきたこと・ブログのメリット/デメリットなど色々まとめます

こんにちは。かなり久々になってしまいますが、twitterでは元気に活動していました。
時が立つのは想像の何十倍も早く、なんとこのブログも開設から1年以上経ってしまいました。

そこで今回は、ブログをゆるーく運営してきた人間が1年間でやってきたことと、その結果どんな数字になったかを色々と公開していきます。よろしくね。

PV数の変化: ブログのPV数は1年でどれだけ増えるのか?

Google Search Consoleによれば、2018年2月〜2019年2月のPV数の推移はこのようなグラフになりました。

最初の月(2018.02)は受験の解答速報みたいな記事書いてあからさまなPV稼ぎに走ったのですが、その他は基本的にGoogleの検索流入がメインで、じわじわとじわじわと数字に現れてくるようになりました。

2018.11ごろからはブログの更新頻度が絶望的に低くなりましたが、それでもPVは順調に伸びて、先月(2019.02)は50,000PVになりました。

サトゥー

冷静に考えて僕のブログが月に50,000回見られてるってやばいね。

PV数を含む、1年分のブログのデータ

細かいデータはこんな感じになっています。

全期間(2018.02〜2019.02)のデータ

セッション258,878
ユーザー186,588
ページビュー数380,018
ページ / セッション1.47
平均セッション時間00:01:22
直帰率82.98%

先月(2019.02)のデータ

一応先月分のものも同様の形式で載せておきます。

セッション35,893
ユーザー27,909
ページビュー数49,599
ページ / セッション1.38
平均セッション時間00:01:17
直帰率85.32%

ブログをやってよかった・印象的だったこと

さて、数字は紹介しましたのでここからはブログをやってよかったこと・印象的だったことを紹介していきます。

色々なお誘いを受けるようになった

実はブログではあんまり言ってないですし、そもそもお誘いに乗れること自体なかなかないのですが(忙しいのと、なんか怪しくて)、

実はお問い合わせフォームやメール、TwitterのDMなどを通して色々なお誘いをいただけるようになりました。

4月にはオムロンの方からブロガーとしてイベントに呼んでいただいたこともありました。
「ランチをご馳走するのでお話をききたい」「webメディアのインタビューを受けてほしい」「家庭教師をしてほしい」「会ってみたい」「イベントに登壇してほしいい」「交流会に参加してほしい」などなど…

もちろん自分が「行きたい!」と思って予定が空いているものについては極力受けさせていただいているのですが、何が目的なのか、そもそも誰なのかがよく分からず、さすがに怪しいのでスルーしたりお断りさせていただいているものが多いです。。

せっかく面白そうな話をいただいている(ような気がする)ので、せめて誰なのかくらいは教えてくれないと、返事のしようがなかったりするのですが。まぁ、ネットならではの体験ができるようになります。

なんかスゴイと思われるようになる

ぶっちゃけ僕は暇つぶしにブログを書いてきただけなのですが、友人や周りの人から「なんかスゴイことやってる」と思われるようになります。
月50,000pvのブログ運営」みたいなそれっぽいこと言えますけどね。字面だけはスゴそうですけどね。こんなの普通にブログやってれば多分誰でも行きますからね。

本当に良いのか悪いのかは知りませんが、「スゴイ」と思われることは気分の悪いことではないのでまぁ良いでしょうかね。

自然とWebマーケティング周辺の知識が付いてくる

サトゥー

あぁ〜ブログもっと読まれてぇな〜どうすればええんや〜

という考えになったらだいたい行き着く「SEO」という概念。この辺詳しくなっとくだけでWebマーケティング的には「使える人材」になれます。

当たり前にブログやってる人にとっては考えられないことかもしれませんが、世の中の大多数の人間は「検索意図」とか「さちこさん」なんていう単語は聞いたこともないし、Google Analytics の使い方すらわからない人がほとんどです。

てなわけで、ブログやってみんなに読まれたいなぁ〜と思ってあれこれやるだけで、それなりに Web マーケの知識が見について将来の Web 系の仕事に生きてくるよという話です。ぼくもデザイナーとしてインターンしたりしてますが、この辺の話は抵抗がなかったのでスタートダッシュを切れたのは間違いないです。

伝えることが少しずつ上手くなってくる

多分ブロガーあるあるなのですが、昔の自分が書いた記事ってまじでヒドすぎて読みたくなくなりますよね。
これって成長の証ですよね。ある程度記事が溜まってくると、さっきのSEOの話もあってリライト(記事の書き直し)の作業も生じるのですが、リライトできるというのは確実に過去の自分よりも成長している証なわけです。

自分の記事を読んでもらうためにやっているプロセスの中で、自然と改善のサイクルを回すことができるようになっているので、結果として「人にわかりやすく伝える力」が伸びてきます。

これからブログを始めようとする人に伝えたいこと

さいごに、自分の経験をふまえて、これからブログをはじめようとする人に伝えたいアドバイスをいくつか。

「稼ぐため」だけにブログやるのはあんまり効率的ではない

ぼくの偏見ですが、ブログをはじめる人間の7割は「あわよくば書籍出版・印税でウハウハ。。。」みたいなしょーもないことが動機だったりします。

ですが、「稼ぐため」だけが目的ならばブログはあんまり効率的ではないです。

これは非常に残酷な事実なのですが、ブロガーなりたての人間は毎日数PV程度のアクセス数に一喜一憂するものなんです。マジで。一生懸命に頑張って記事を書いても、月1円すら稼げないことなんてよくあります。
ネット系のお金稼ぎは楽な印象がどうしてもついてしまいますが、稼いでるブロガーだって YouTuber だって、それなりの稼ぐに値するだけの努力がある場合がほとんどです。意外とみんな考えているんですよ。

ほとんどの人は辞めていく

ほとんどの人は数ヶ月で消息不明になります。(ぼくみたいなエンジョイ勢は別として)なかなか継続することって難しいんですよね。

逆に言えば、継続してコツコツするだけで大半の人を追い越すことが可能な分野なわけです。
持論ですが、どんな分野でもある程度の金と時間をかければ人に多少自慢できる程度の力を得ることができます。今ブログや Twitter などで騒いでいる方々は数ヶ月後に消息不明になります。ある意味結構孤独な世界なので、リアルの生活も大事にしましょうね。

Twitterなどの界隈の人間にあんまり惑わされないほうがよい

世の中には情弱から金をむしり取ろうとするわるい大人がたくさんいます。

Twitterや多様化してきた色々なコミュニティでは、日々いろんな情報が錯綜していることと思いますが、みなさんをよくわからないことでめちゃくちゃ煽っては、内実の伴わないよくわからない努力をさせようとしてきたり、再現性のまるでない方法論を売り込んできたりします。

あんまり惑わされては、精神的にも経済的にもよろしくありません。変なバイアスにとらわれることなく、健全に生きられるようにがんばりましょう。

楽しくやるのが一番かな!

色々かきましたが、楽しくないとこんなPCにひたすら向き合う作業なんてやってられません。

サトゥー

Let’s enjoy!

ブログは YouTube やデザイン、プログラミングよりもハードル低いと思いますし、今は note とかしっかりSEO対策されているものを利用できるし、「なんかしたい!」という方にはオススメです。ぜひ、一度手を出してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

サトゥー

東大学際情報学府M1。情報科学と教養の海に溺れています。面白いことをやるのがすきです。